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【体験談】タルトゥおもちゃ博物館の見どころは?完璧な展示がすごかった!

タルトゥの中心街から、ほんの少し離れた場所にある、タルトゥおもちゃ博物館へ、行ってきました。

外観がピンクのお家は、いかにも”おもちゃ”がたくさんありそうで、可愛らしいです。

入口のドアの上にある飾りも、おもちゃ博物館らしく、ほっこりします。

ずっと気になっていた、タルトゥおもちゃ博物館ですが、ミュージアムカードが利用できる博物館、ということで、有効期限が過ぎる前に!とお邪魔してきました。

最後までよろしくお願いします。

muuseumikaart
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早速、博物館の中へ!

ドアを開けると、最初に通路でもある小部屋があり、左隣の部屋に、チケット売り場と、お土産コーナーがあります。

そこのカウンターで、ミュージアムカードを提示します。

係の人は、ちょっとあたふたされ、うまくミュージアムカードのQRコードを、読み込めなかったので、先に回っててよいということになりました。

実は、ミュージアムカードを提示されると、少し面食らうチケット売り場の方は、結構いました。まだあまり知られていないんですかね(笑)

もし荷物や、コートを預けたい方は、チケット売り場の部屋の奥に、コート掛けとロッカーがあるので、そこを利用してください。

トイレもそこにありますよ!

入ったらこちらの人形達がお出迎え

観覧スタート! 展示室①

入口から向かって、右の部屋から、展示は始まります。

そこには、想像していた様な、色んな年代の人形や、ぬいぐるみが飾られていました。

昔のミッキーマウスの、ぬいぐるみがあったり、フランス人形のような、きれいなドレスを来た人形もありました。

ここだけでも、ひとつひとつ見るのに、時間を使ってしまいそうです。

↑私がときめいた、おもちゃ・ぬいぐるみたち↑

展示室②

次の部屋では、ガラス張りのショーウィンドウが、2つありました。

それぞれ、エストニアの昔の生活を、再現した部屋になっていたので、とても興味深かったです。

人形もきちんと、民族衣装を着ています。

部屋の隅には、木彫りのおもちゃで遊べる、子供用のテーブルがありました。

部屋の半分は、木のおもちゃや、布製のぬいぐるみが飾られ、私が心惹かれたのは、木彫りの動物でした。

素朴な感じが可愛いんですよね!

時間があれば自分でも、木彫りの動物を彫ってみたいです。

↑私がときめいた、おもちゃ・ぬいぐるみたち↑

展示室③

隣の部屋には、ペーパードール(紙の人形)や、すべて紙で作られたお家、お城が飾られていました。

飛び出す絵本のような、細かい作りの、様々な国の建物や人々が、たくさん飾られていたので、探してみて下さい。

日本もありましたよ♪

その他に、大きなスクラップブックに、紙の着せ替え人形があり、ソビエトらしき時代の紙人形があったりと、種類が豊富でした。

私はやっぱり、エストニアの民族衣装の着せ替えに、心奪われました!

1980年代の紙人形や、1964年にタリンのペーパー・ファクトリーで、作られた物があり、エストニアにも着せ替え人形があったんだね~と感慨深い物でした。

この辺りで、受付の人が来て、ミュージアムカードを、読み取ってもらいました。

行先が2つに分かれていたので、「この先にも展示があるよ」と、奥の道を、親切に教えてもらい、そちらの方へ移動しました。

奥の通路へ行く前に、ぬいぐるみが飾られた看板が、目に入りました。

1階は期間限定の展示室”、”2階はエストニアのアニメーションパペット”、とありました。

↑私がときめいた、おもちゃ・ぬいぐるみたち↑

展示室④

看板の先に行くと、派手なスペイン人形のコレクションがあり、ちょっと面喰いました。

他には世界の人形が、壁掛けのショーケースに入っていました。

日本の人形もありました!

やはり自分の国の物を見つけると、嬉しいですね。

日本からは、陶器のお雛様と折り鶴、少し離れた所に…なんとポケモン!

上下のレトロな人形と比べ、異質な感じがしましたが、世界中で愛されてるから、ポケモンすごいな~と思いました。

果たしてどのくらいの人が、日本の物だと理解してるんでしょうね?

上の写真の棚から、日本の物を見つけてみて下さい♪

カフェスペースで小休憩ができる

更に先へ進むと、そこにはカフェスペースがあり、コーヒーやジュースなど、飲むことができます。

アイスやちょっとしたお菓子と、お土産も用意されていました。

人がいなかったので、どうやってお会計するのか、とても疑問に思いました。

次行くことがあれば、聞いてみたいと思います。

実はちょうどスタッフが巡回していたのに、聞く事を失念していました・・・。

ここから、2階に行くのか、まっすぐ進むのか、分かれ道になります。

私は足跡がプリントされてた方へ、導かれるように進みました。

どちらから行っても、いい造りなのでしょうが、回ってみて、もしかして2階が先だったかな?と思いました。

もし行かれる方は、ご自由にご選択ください。

展示室⑤ 1階 期間限定展示室へ

真っすぐ進んだ展示ブースは、ヨーロッパの遊び(おもちゃ)が、国別で展示されていました。

1つ目の展示はエストニア!

そしてラトビア、リトアニアと、バルト三国のスペースになっていました。

次のブースは、北欧・スカンジナビアと、続きます。

このおもちゃって、この国の発祥だったの?!という驚きがありました。

特に驚いたのは、レゴがデンマークのものだったこと。

知っていましたか?

私はアメリカだと思っていました・・・。

その他に東ヨーロッパ、西ヨーロッパと、それぞれの国を、代表するおもちゃが、飾られていました。

個人的に、よく知らない国のおもちゃは、とても興味深かったです。

期間限定の展示は、その時によって違うと思いますが、魅力たっぷりの展示で、この博物館の見どころと言えますね。

↑私がときめいた、おもちゃ・ぬいぐるみたち↑

展示室⑥ 2階 エストニア・アニメーション・パペット

階段を上った先には、小さいパペットがずらっと、展示されていました!

これ全部エストニアのアニメーション?!と言うくらいたくさん。

こんなに作品あったんだなぁ~。

中でも、気になったのが、黒い肌に角のある人らしきパペット。

すると、展示の隣に、アニメーションが流れていて、「さっきの人形だ!」と思い、引き返して人形を見比べつつ、映像を見入ってしまいました。

映像は約10分くらいの物ですが、なんだか目が離せないストーリーで、椅子があったので、腰かけて見てしまいました。

エストニアらしい、個性的な描写が多く、どんな展開になるのか、気になってしまいました。

展示の説明に、”INSTINCT(2003)”と題が書いてあったので、最近の作品である事が分かりました。

そして、私が好きな、エストニアの画家さんが、デザインされた人形だったようで、なぜ気になったのか納得しました。

その画家さんは、Navitrolla(ナヴィトロッラ)さん。

彼のデザインした絵は、スナックのパッケージになっているので、スーパーで見ることができます。

彼の出身地はVõru(ヴォル/ヴル)↓

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他にもたくさんのパペットがありましたが、本当にエストニアの人が作る物は、個性豊かでどこかユーモアが取り入れられて、面白いな!と思いました。

下へ行く階段には、エストニアの有名人のパペットが、いくつか飾られていました。

あまりよく分かりませんでしたが、知ってたら面白いのかな?

展示は以上で、さきほどの分かれ道へ戻る途中に、中庭に木のメリーゴーランドが、見えました。

外に出てる人が居ましたが、どこから行くのか、わからないので、中からそっと見るだけにしました。

↑私がときめいた、おもちゃ・ぬいぐるみたち↑

展示室⑦

そこは中央に、たくさんのテディベアが集められ、飾られていました。

タルトゥおもちゃ博物館のマスコット、“Karu Lillekäpp” [Teddy Flowerpaw] を、色んな国のクマが囲んでいました。

“Karu Lillekäpp” [Teddy Flowerpaw] を、直訳すると”クマ 花の肉球”・・・日本訳可愛くない(笑)

このクマちゃんのお手々と足には、花柄があしらわれていたので、この名前を決めるにあたりコンペで決めたようです。(展示では正面でなく横に居ます)

さて、テディベアの展示の周りにも、たくさん人形とおもちゃがあり、木のドールハウスもたくさん飾られて、見ごたえたっぷりでした。

真ん中右よりにいるのが博物館のマスコットのクマちゃん

展示室⑧⑨

部屋を進むにつれ、現代に近づいている様な、おもちゃがありました。

と思いきや、中世のおもちゃも、さりげなく飾られていたので、くまなく見てくださいね。

次の部屋は、懐かしさと近代の物が、飾られて部屋で、角に’90年代の部屋をイメージした、再現部屋がありました。

’90年代といっても、エストニアの’90年代ですから、この頃ティーネージャーだったエストニア人が、どんな部屋に住んでたの?と興味津々に見ました。

さほど大きな違いは無いですが、’90年代ってソビエトから独立後だよな~と思うと、ちょうどアメリカや、他のヨーロッパから、文化が入ってきた頃なので、アメリカンな雰囲気が強いように感じました。

エストニア人も、アメリカ、かっこうぃー!な時代があったようです。

↑私がときめいた、おもちゃ・ぬいぐるみたち↑

展示室⑩

次の部屋は、乗り物関連が多く、男の子が好きそうな感じの部屋でした。

私はあまり乗り物に、興味なかったので、さらっと見ましたが、目の前に鎮座している、タルトゥの町の模型に、興味をそそられました。

実際の町の模型って、なんか素敵ですよね。

お金を入れると、電車が走る様でしたが、小銭が無かったので諦めました。

ぜひ小銭を用意して、動かしてみて下さい!50セントです♪

ここで終わりじゃない!おもちゃ博物館の別の2階に潜入!

展示室⑧’90年代の部屋から、チケット売り場の部屋へ出て、もう終わりかな?と思っていたら、階段を見つけました。

展示があるのかどうか、少し迷いながら、上に行ってみました。

行ってみて正解でした。

そこには、まだまだ展示品が、たくさん飾られていました!

展示室⑪

屋根裏の様な雰囲気でしたが、階段のある部屋に、少し懐かしい、レトロな雰囲気のおもちゃが、たくさんありました。

ソビエトの頃の物かな?と思いました。

ショーケースごとに、おもちゃの歴史が、分かる様でした。

展示室⑫

中央の展示室の左右に、更に部屋が一つずつあり、階段後ろの部屋へ行きました。

そして、堂々と日本の人形デ~ン!と展示されていました。

お雛様の七段飾りや、市松人形、こけし等々、日本人なら見覚えある、伝統的な人形やおもちゃが、たくさんありました。

羽子板なんかもありましたよ。

エストニアの人に、遠く離れた日本の文化が、琴線に触れたんでしょうか…

こうやって、クローズアップして貰えると、とっても嬉しいですね!

訪れたら是非チェックしてみて下さい。

展示室⑬ もう一つの部屋にある物は・・・

もう一方の部屋の、ドアは閉まっていて、中に数人の人影が見えました。

エストニア語の張り紙が、ドアにありました。

どうやら、エストニア語で、プレイルームと、書かれているようです。

子供が遊べる部屋だ!と思いましたが、扉が閉まってると、入りにくいし、私一人だし…と迷いましたが、勇気を出して入ってみました。

博物館のスタッフが、常駐している様なので、その方に見て回ってもよいか許可を得て、部屋の中を探索しました。

これは・・・

子供にとって天国やないか~い!

至る所におもちゃ!子供を連れて行きたいと思いました。

さらに上の部屋があり、そこでは一緒に遊んでいる親子が居ました。

子供用の衣装があったり、屋根裏の子供部屋があったりと、本当にすごい!

おもちゃ博物館とはいえ、小さな子供も満足できる、完璧な博物館でした。

お誕生日会もできるみたいです!

タルトゥおもちゃ博物館 館内情報・アクセス

タルトゥおもちゃ博物館へは、タルトゥの中心街から、徒歩で約20分。

旧市街の端にあるので、探索しながら向かうと、あっという間に、博物館へ着くと思います。

開館日・時間 水曜日~日曜日 11:00~18:00
休館日 月曜日・火曜日
入館料 一般:9ユーロ、子供・学生:7ユーロ、幼児(1~3歳):3ユーロ ※1歳以下は無料 (2024年現在)
博物館公式サイト https://www.mm.ee/en
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タルトゥおもちゃ博物館の、体験談を見どころたっぷりで、ご紹介しました。

行ってみたくなりましたか?

今回の私の観覧時間は、1時間でしたが、移動の時間が迫っていたので、少し足早に見てしまいました。

中は思ったよりも広く、興味深い展示がたくさんあるので、時間に余裕をもって、訪れましょう。

あなたのお気に入りの、おもちゃを見つけてくださいね!

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