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タルトゥ(エストニア)の見所をブログで紹介!現地民が教える魅力

「エストニアで最もエストニアらしい町」と呼ばれるタルトゥ(Tartu)

エストニアで二番目に人口の多い都市で、首都タリンから列車やバスで約2時間半で行くことができます。

タルトゥのモットーは「タルトゥ-良い考えの街(“Tartu – heade mõtete linn”.)」

クリエイティブな発想、芸術に触れることができ、エストニアに来たら訪れてほしい見所のひとつです。

タリンに比べてコンパクトな町ですが、観光やショッピングなど存分に楽しむことができますよ!

ラエコヤ広場

タルトゥ旧市街にあるラエコヤ広場

ピンクの市庁舎が印象的で、その前には「キスする学生の像(Kissing Students)」があります。

広場のシンボルともいえ、タルトゥを代表するフォトスポットでもあり、必ず訪れたい見所です。

ラエコヤ広場前には飲食店のオープンテラスが並び、開放感に包まれながら食事やカフェを楽しむことができます。

イベント時にはマーケットが開かれたり、時には芸術作品が展示されたりすることもあります。

サイエンスイベントの宣伝のため水が緑色になっていました

タルトゥ大学

エストニア最古のタルトゥ大学

学問と文化の中心地と言われその影響から「エストニアの精神的首都」と呼ばれる理由がここにあります。

1632年に創立されたグスタフィアナ学院が大学の前身で、本館の6本の円柱が特徴的な建物です。

たくさんの著名人を輩出している名門で、エストニア国内の論文の半分はこのタルトゥ大学から出されています。

エストニア初の女性首相カヤ・カッラスもタルトゥ大学出身なんですよ!

大学内にあるタルトゥ大学美術館・懲罰室・式典会場は一般公開されているため見学するこができます。

エストニア国立博物館

2016年に建物すべてをリノベーションしたエストニア国立博物館では、古代から現代に至るエストニアの歴史を学ぶことができます。

展示品の説明が書かれたタブレットに入場チケットをかざすと、入場時に選択した言語で説明が表示されます。

見所は中だけでなく、博物館の外観は建築家の1人として日本人の田根剛さんが設計に携わっています。

旧ソ連軍の軍用滑走路を活かしたデザインはとても個性的で魅力的!建物を見るだけでも一見の価値があります!

ヴァネムイネ劇場

1870年に創設されたエストニアで初めての国立劇場。エストニア文化の中心でもあり、精神的都市を支える建物のひとつです。

3つのジャンルの建物はエストニア唯一!多数の演目が今でも上演されていて、演劇、ミュージカル、オペラやコンサートなど楽しむことができます。

劇場の名前は北欧の伝統文化である、宇宙の卵と魔法の声と詩の神から生まれた物語にちなんで付けられたそうです。

本館内部。演目は美女と野獣でした。

トーメの丘


トーメの丘(Toomemägi)はタルトゥの始まりと言える場所。

タルトゥの中心地から少し歩いた所にあり、タルトゥ旧市街の遺産保護地域の一部として保護されています。

丘の上にはタルトゥ旧天文台・大聖堂(トームキリク)・天使の橋、悪魔の橋と見所いっぱい!

7世紀までに木製の要塞、中世には司教のお城、大聖堂(トームキリク)が建てられましたが、戦争で破壊されてしまいました。

大聖堂(トームキリク)の廃墟は今も残っています。

”キスの丘(Kissing Hill)”に登った恋人たちは丘の上でキスをすると言われています。

タルトゥ美術館

斜めに傾いた家がとても特徴的なタルトゥ美術館

中には20世紀のエストニア人画家の作品やモダンアートが展示されています。

エストニアの画家に興味がある人におススメです。

1819年に建物を購入したバークレイ王女が住んでいたことから”バークレイの家”とも呼ばれています。

大聖堂(トームキリク)

13世紀に建設が始まり、15世紀に完成された3通路の大聖堂(トームキリク)

リヴォニア戦争で教会は破壊され、廃墟として今も残っています。

1806年に再建され、タルトゥ大学歴史博物館と北と南にそれぞれ塔があります。

遺跡の塔からは、大聖堂(トームキリク)とトーメの丘を一望することができます。

タルトゥのトーメの丘は、この大聖堂に由来しています。

北側にある塔からの眺め

天使の橋、悪魔の橋

トーメの丘にある対になっている橋で、ラエコヤ広場の反対側に位置し、タルトゥの見所の1つといえるでしょう。

1836年に完成された橋は、初めに天使の橋が建設され、後に悪魔の橋が建設されました。

名前の由来は諸説ありますが、トーメマエ公園が英国式に建てられ「EnglishBridge」からエストニア語の「Ingel(天使)」になったと言われています。

悪魔の橋の詳細は不明ですが、明るい英国の橋とは対照的にそう呼ばれるようになったそうです。

ぜひ2つともチェックしてみてください!

タルトゥ旧天文台

19世紀初頭に建てられ2011年にタルトゥ天文台200周年を迎え、博物館として開館しました。

天文台の所長だったフリードリッヒ・ゲオルク・ウィルヘルム・ストルーブは、太陽系からの星の距離を測定した世界で最初の人物の1人です。

彼が測量した「シュトルーヴェの測地弧」は2005年にユネスコの世界遺産に登録されました。
タルトゥ旧天文台は世界科学史の重要な場所と言えるでしょう。

サイエンスセンターAHHAA

サイエンスセンターAHHAA(アッハー)は、バルト諸国で最大の科学体験型エンターテイメント施設です。

科学に関する展示や、ユニークな360度のプラネタリウム、理学講堂でパフォーマンスを見ることができます。

またワークショップでアイスクリームを作ったりと、1日中飽きることなく楽しめるようになっています。

学問の中心地と言われるタルトゥならではの施設ですね!

聖ヨハネ(ヤーニ)教会

テラコッタ(素焼き)の像で知られる聖ヨハネ教会は、外観がレンガ造りでエストニアの建築物の中では最も古いと言えるでしょう。

14世紀以降、何度も戦争で破壊されましたが、修復を繰り返し現在は中世のゴシック建築の傑作の1つとされています。

建物の外側内側に飾られたテラコッタ彫刻のコレクションは北ヨーロッパでもユニークな存在。

ほとんど焼失してしまいましたが、オリジナルは中で展示されているので必見です。

ルウナケスクス

南エストニア最大のショッピングセンター。

ショッピング・エンターテイメントとなんでもある複合施設です。

大きいスーパーマーケットが2つ入り、エストニア最大級の家電量販店エウロニクスや、衣料品店、お土産屋など充実しています。

その他に、スケートリンク・ミニアドベンチャーパーク・映画館とあり、1日いても飽きることはないでしょう。

中だけでなく、外には小さい専門店やマーケットが開かれていて、黄色いミニ列車がショッピングセンターを巡回しています。

タルトゥの中心地から無料バスが定期的に運行しているので気軽に行くことができますよ。

タルトゥ(エストニア)の見所をブログで紹介!現地民が教える魅力 まとめ

エストニアの第二都市タルトゥの見所を紹介しましたがいかがでしたか?

ご紹介したのは一部で、実際に出向いてみるとエストニアらしさをもっとよく知る事ができるのではないでしょうか。

エストニアを訪れた際には、南の方まで足を運んで芸術・文化に深く触れる旅をしてみませんか。

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