Tere!アフヴェンです♪
前回エストニアで行ったウェディングパーティの開始前のお話をしました。
今回はいよいよパーティの様子をお伝えしたいと思います♪
↓前回のお話はコチラ↓
最後までお付き合いお願いしたします^^
エストニアのお城でウェディングパーティしたよ ーパーティ開始ー
キャッスルツアーが終わり、ゲストの方をテーブルに案内できることになりました。
名前の入ったプレートも手作りで用意しましたよ!
こんなちょっとしたものでも完成するのに時間がかかりましたが、今ではいい思い出です^^
席に着くとMCの方が何やら司会進行してくれていましたがエストニア語なのでさっぱり分かりません!
一応タイムテーブルは事前に作っていたのですが、義父がそれを元に余興を2つ挟むという事で様子を見ることにしました。
実は途中で私自らが行う余興を控えていたので、ここから緊張しっぱなし…
前半の記憶が断片的にしかありません
どういった順番でパーティが行われたのか思い出しながら書いています笑
エストニアのお城でウェディングパーティしたよ ー義父のスピーチー
コースはスターター、メインディッシュ、デザートの3つ。
最初はサラダから。
鯛をスモークさせたサラダ(Smoked bream salad)
文字で見るメニューと、想像していたのとは違いましたが、おいしかったです。
エストニアは必ずライ麦パンがついてくるのですが、そちらもとてもおいしかったです♪
ただ緊張の為、サラダは残してしまいました…。
全員にいきわたった所で、義父が私たちに向けてスピーチをしてくれました。
エストニア語の為、夫の親友が英語で通訳してくれました。
キャッスルツアーの時に2人がバインダーを持ち歩いていた理由がわかりました^^
義父の素敵なスピーチはとても感動しました。
緊張して涙を流すことは無かったのですが、家で改めて読み涙が止まりませんでした。
横にいた夫は「えー?!」と呆れ驚いてました。
一部抜粋してご紹介させてください
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親愛なる子供たち、
今日は私たちが夫婦としてのあなた達の素晴らしい旅の始まりを祝う日です。
割り当てられた人にいつ会うかわからない人もいます。
結婚は、驚き、紆余曲折に満ちた楽しい冒険です。
長い間結婚してきた私は、妻と私が一緒にいるこのエキサイティングな旅を今も続けています。
お互いを愛し、お互いに注意を払い、お互いを最優先することを学ぶと、あなたの結婚は110%成功します。
両親として、息子と遠い日本から来たあなたがお互いを見つけてくれて非常に嬉しいです。
私たちはあらゆる方法であなたを抱き、愛し、サポートします!
息子と娘の世話を私達に任せてくれた娘の両親に心から感謝します。
私たちはあなたの娘を義理の娘または、自分の娘の様に愛することを約束します。
ありがとう、おめでとうございます!
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本当にこんなに思っていただいて幸せです。
私も夫のご両親にはできる限りの愛情で返していきたいと思いました。
スピーチが終わり、スターターのサラダを楽しんでいる合間に…
今回、私が時間とお金をかけて作ったプロフィールビデオのお披露目です!!
音響の問題で、動画と音がずれるという致命的な出来事もありましたが、ゲストの皆さんには楽しんでもらいました。
個人情報入りまくりなので、お見せできないのが残念です…。
エストニアのお城でウェディングパーティしたよ ーディナー メインディッシュー
感動のスピーチと、渾身の?プロフィールビデオの後はメインディッシュ。
今回のメインディッシュはジビエ料理!
猪肉のステーキ(Venison with duchess potatoes and vegetables fried in butter)
Google翻訳するとVenisonは鹿でしたが、実際はイノシシで、運ばれてくるととっても大きい塊!
もちろん緊張で半分しか食べられず、ものすごく悲しかったです。タッパーで持って帰りたかった涙
こういった場で、ジビエ料理が気軽に食べられるのも、エストニアならではな感じがします。
親戚が集まると「必ず誰かが長いスピーチをする」と会場の人から聞いていたので、念の為その時間を設けました。
が、私たちの親戚に立候補者はおらず…笑
今思えばお年寄りがあまり居なかったし、控えめなエストニア人だから、突然のことに対応できなかったのだと思います。日本人と同じ感覚ですね。
「あら…予想外…」と思っていたら
夫の親友が立候補してくれました!!!!
夫親友が「夫とは子供の頃からの長い付き合いで、あんまり長すぎるので自分でも怖いくらいだ。」
と英語でお祝いの言葉と笑いをくれました^^♪
親友ならではのスピーチにとても感動しました。
エストニアのお城でウェディングパーティしたよ ー義父の余興①ナウパカサンドセレモニー ー
MCと義父の側にはテーブルと3色の砂が入ったコップと空のボトルがあります。
砂の色はピンク、青、紫
この色は、夫・私・未来の家族を表しています。
これはハワイアンリチュアル(儀式)のナウパカサンドセレモニーと言われる儀式で、この砂をボトルいっぱいに、好きなように入れていきます。
今エストニアで流行っているそうですよ。※夫談
見られながら行う作業はなんだか緊張しますね^^;
とっても素敵な私達オリジナルのボトルになりました!
全く知らない儀式だったので、体験できて感激でした!
エストニアのお城でウェディングパーティしたよ ー私の余興 ー
「そろそろ、どうですか?」
と声をかけてくれました!!!
自分でもどのタイミングで行ったらいいのか分からなかったので本当に助かりました。
(ピアニストさん本当にありがとうございました)
私の余興は、来場者と日本の家族・友人へ
お礼の歌♪
本当はライブ配信して日本の家族・友人に見てもらいたかったのですが、設定も時差もあり難しそうだったので断念。
エストニアから日本へ届くように、気持ちを込めて歌わせていただきました。
ちなみに私が歌ったのは絢香さんの
”ありがとうの輪”
本当にいい歌なんですよ♪^^
エストニア人のゲストには歌詞の内容が分かる様に、エストニア語と日本語の字幕を手作りし、スクリーンに流しました。
緊張して声が震えてしまいましたが、タイミングはバッチリで、ゲストには喜んでもらえたのでホッと一安心♪
みんなが”Arigato”と言う日本語を覚えてくれたのが、何よりも嬉しかったです。
リハーサルなしの本番でしたが、憧れのプロのピアニストの生演奏で歌えて本当に幸せでした。(ピアニストさんにも褒めてもらいましたよ^^♪♪)
この先こんなことは無いでしょうね…^^
どなたかが録画してくれていたので、日本の家族にも見せることができ、両親も喜んでくれたので本当にやってよかったです♪
エストニアのお城でウェディングパーティしたよ ー義父の余興② First Fight Boxー
ようやく緊張から解放され、ウェディングパーティをリラックスして楽しめるようになった私^^
ここで義父が2つ目の余興を紹介してくれました。
テーブルに用意された木箱と、お皿に入った釘と金づち・・・
「何が始まるの?」
と思ったらこんなことを説明してくれました。
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この箱はFirst Fight Boxと言い
今日二人でこの箱を封印してもらいます。
この中にはワインが入っており、これから二人が人生最大のケンカをすることがあれば
これを開けなさい。
グラスを用意し、グラスを壊す前にワインを飲み干しなさい。
そして今日用意してもらった、お互いについて書いた手紙を読みなさい。
もし、その日が来ない場合は、子供たちへ遺産として引き継ぎなさい。
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実は事前にお互いに宛てた手紙を書くように言われていました。
ここに入れるためなのか!とこの時に判明。
皆の前では読まないよ。と聞いていたのに、勘ぐってしまい、手紙の内容は朗読形式で書いてしまいました。笑
でも、愛情たっぷりの内容なので問題ないかと…^^;
First Fight Boxなんて聞いたことなかったので、またまた感動してしまいました!
封印の儀式は、夫が釘を押さえ、私が釘を打つというもの!!!!
(こ、これは…、間違えて手を打てというフリ?!)
ボケなくては…という日本人ならではの発想に駆られました。(日本人特有の感情じゃない?www)
これまた見られながらの釘打ちは難しく、しかも6か所!
安心してください、ちゃんと夫の指を1回叩いておきました☆
笑いもとりましたよ^^(満足)
最後は封印に使った金づちに名前を書いてもらい記念に頂きました。
エストニアのお城でウェディングパーティしたよ ーサプライズ花火ー
時間は20時あたり…外が少し薄暗くなってきた頃、集合写真を撮るという事で一同外へ。
全員の写真と家族・親戚・友人とそれぞれ撮ってもらいました。
♪写真は前回の話に掲載しています♪
最後にサプライズで、叔母とそのパートナーが花火をあげてくれました!
とってもきれいで、ディズニーランドの花火を久しぶりに見られた感覚になりました。
本当に嬉しくて、素敵なサプライズ♪
お城へ戻るとデザートタイム。
メニューはフォンダンショコラ(Chocolate lava cake)
緊張から解き放たれた私が一番楽しめたメニューです笑
夫が中をくりぬいて食べていて「この方が食べやすい」と言われましたが、それじゃ醍醐味が…と思いました。
中からどろっと出てくる感じがいいんですよね♪
余談:エストニアの結婚式の伝統
誰かがウォッカをもらいに来る
という、ある意味伝統?があります。
それも全くの他人です!
パーティ=お酒がある=ウォッカがもらえる!
という感じなんでしょうか。
実は今回も誰か来たそうです^^;
残念ながらウォッカは用意していなかったので、その人は貰う事ができませんでしたが…
本来は、結婚式をあげたカップルが車で町を回り、車が止まった時に男性が来た場合はウォッカ、女性が来た場合はケーキをあげる。
という所から来ているそうです^^
面白いですね!
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エストニアのお城でウェディングパーティしたよ ー最後にー
来ていただいたゲストを見送り、私たちも会場とレストランの方にお礼をいい、お城を後にしました。
準備段階は時間や慣れないことに追われ、来ていただいた方をいかに楽しませられるかと、頭を悩ませていましたが
まさか自分がこんなに感動をもらえるなんて思ってもいませんでした。
自分たちのパーティなのだから、ゲストをもてなす!と意気込んでいましたが
ゲストの方がいて、ウェディングパーティが成り立つものなんだなと感慨深いものがありました。
結果、たくさんの方々からサプライズな余興をしてもらい、言葉では伝えきれない感動的で素敵なパーティにしていただきました。
次に誰かの結婚式に行くことがあれば、同じように思っていただける様なゲストでいたいなと思いました。
本当に素敵な家族・親戚・友人に恵まれ、日本の両親も喜んでくれたので、
エストニアに来てよかったな、幸せだなと思いました。
そしてここまでお読みいただいた方にも感謝いたします。
お時間いただきましてありがとうございました!
それはこの辺で
Head aega(ヘアド アエガ)!
Special Thanks :今回素敵な写真をたくさん撮ってくれた夫の親友夫婦に改めて感謝いたします。
Suur tänu!(ありがとうございました!)