カレフ(Kalev)と言えば、エストニアで知らない人はいない、超老舗のお菓子会社。
口コミにも必ず出てくる、最も有名で、最も古いお菓子の会社と言えばカレフです。
カレフのチョコレートは、とてもおいしく繊細な甘さが、日本人の口にとてもよく合います。
カレフの専門店が、タリンやタルトゥなど都市部にあり
専門店でなくても、スーパーマーケットで、気軽に買う事ができますが
専門店でしか買えない、量り売りチョコレートや、ショーケースに入った高級なお菓子もあります。
チョコレート以外にも、色々な種類のお菓子が売られ、マジパンもカレフの有名な商品のひとつです。
エストニアの「お土産、何にしよう?」と、考えている方はぜひ参考までに。
そうでない方も、読んで楽しんで頂ければ幸いです。
ここではチョコレートに焦点を当てて
私が個人的に選んだ
お土産にオススメなチョコレートを
味の感想と一緒にご紹介いたします!
エストニアの老舗 カレフ(Kalev)の歴史
1806年に、砂糖菓子職人のロレンツ・カヴィーゼルは、タリンのピックストリートにある、現在のマイアスモックカフェの場所に、洋菓子店をオープンしたのが、始まりです。
エストニア国内での、菓子産業の基盤を築いたとも言えます。
マジパンと、手作りのチョコレート菓子は、特に人気があり、ロシア皇帝の宮廷からも愛されていました。
ソビエト占領時には、国有化され合併を繰り返す、などありました。社名がKalevになったのはこの頃です。
ソビエト崩壊後、カレフは民営化し、エストニアを代表する老舗として、今も国内・海外から、愛された存在となっています。
カレフ(チョコレート)オススメお土産5選!
エストニアのチョコレート ナッツ入り
”エストニア”がパッケージに描かれたチョコレート。個包装もエストニアの旗になっています。
中はカシューナッツが入ったダークチョコレートで、食べやすく甘さも控えめでおいしいです。
ばらまき土産にも、箱ごとお土産にするのもオススメです!
Kalev 7種類のお気に入りミックスパック
たくさん種類があって選べない!という方には、こちらをオススメ!
カレフチョコレートの、7種類のチョコレートが一袋につまって、ばらまき土産にもぴったり!
1度にたくさん楽しめるお得感と、持ち帰る時も、かさばらなくていいですね!
中身は、ティーナ、カセケ、メシカップバー、トゥム、タリン、パイナップル、マイウスパラ、というチョコが入っています。
紫のパッケージのティーナは、中にラム酒風味のマーマレードが入った、甘くておいしい、ちょっと変わったチョコレートです。
カレフ定番チョコレート
カレフのスタンダードなチョコレートと言えばこれです。
ミルクチョコレート、ダークチョコレート、ホワイトチョコレートの中に、フルーツやナッツが入った、色んな種類の味が楽しめます。
ビスケットが中に入った、ティラミス風味は、触感がよく甘いのがお好きな方におススメ。
クリームコーヒ―味は、砕いたコーヒー豆入り、ビターな味とミルクチョコレートの甘さが、ちょうどいいバランスです。
その時の気分や、好みに合わせて、好きなチョコを選べるのが魅力的です!
Mesi-käpp シリーズ
可愛い熊のキャラクターが目印のチョコレート。
MESI-KÄPPは”はちみつの手(paw)”=熊を意味しています♪
板チョコ以外に、一口サイズのチョコや、ウエハース、クリスピーのチョコボールなどなど、たくさんの種類のお菓子が売られています。
カレフの専門店には、Tシャツやリフレクターが、売られていることもあるので、必見です!
VANATALLINN
エストニアで有名なお酒、VANA TALLINN(ヴァナ タリン)のチョコレート版。
期待通り、中にはアルコールが入っているので、大人へのお土産におススメです。
ヴァナタリンのリキュールと、カレフチョコレートの相性バッチリで、昔から愛されています。
お酒は持って帰れないけど、お土産にしたい!という方はこちらを検討してみてはいかがですか?
その他にも気になるチョコレート
カレフエピックチョコレート(エピックシリーズ)
エストニアに昔から語り継がれてきた、叙事詩カレヴィポエグの登場人物が描かれた、ビッグサイズのチョコレート。
裏にはキャラクターの説明が書いてあります。これを読めばさらにエストニア通に!
本当に大きいです!
Nurr(ヌールー)
小さいお子様へのお土産に、ぴったりなミルクチョコレート。
中にマシュマロや、マーブルチョコレートの様なお菓子が入っていたりと、まさに子供が好きそうなチョコレートも売られています。
普通の板チョコもあるので、大人でも楽しめます。
Nurrはエストニア人が聞こえる、猫の鳴き声です。
発音する時はRは巻き舌で言ってみましょう!
カレフ215周年記念コレクション
カレフが2021年に創設から、215周年を記念して、販売されたチョコレート。
パッケージがレトロでおしゃれなのが特徴です。
ミルクチョコレート、ダークチョコレート、ホワイトチョコレートと、どれも安定のおいしさ。
中にはクリームが入っているものや、小さいバー、お土産にぴったりな大きい箱や缶に入った物もあります。
MAIUSPA(マイウスパラ)
1956年に発売されてから、カレフの定番商品のひとつにもなっているマイウスパラ(maiuspala)チョコレート。
エストニア人の女の子とひよこが可愛い目を引くパッケージ。
ローストアーモンドとブランデーが入ったチョコレートで、外はカシューナッツで覆われ、食べ応えがあります。
Tänan Sind(タナン シンド)
日本人イラストレーター、にしかわなみさんがデザインされた、メッセージ付きチョコレートBOX。
「Tänan sind(ありがとう)」は、ラム風味のチョコレートが入っています。
エストニアで日本人がデザインした、チョコレートボックスに、特別な思いを乗せて贈りましょう。
他にも、ラズベリー味の「Kallis(最愛の人)」や「Palju õnne(おめでとう)」等あります。
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にしかわなみさんのInstagramより引用:@namiharinezumi
専門店だけ!
カレフ専門店でしかお目にかかれない商品もあります。
上記で紹介したリフレクターもそうですが、チョコボールの量り売り、カウンターに並んだ高級な手作りチョコレート、などがあります。
マジパンで出来た、かわいい動物やエストニアの国旗も売られていて、スーパーでも見かけることはありますが、豊富な種類があるのは専門店だけ!
こちらもお土産にオススメです!
カレフ(チョコレート)オススメお土産5選! まとめ
カレフ(チョコレート)のオススメお土産5選!を紹介しましたが、ときめくものはありましたか?
紹介したのは、ほんのほんの一部にしかすぎません!
チョコレート以外にも、おいしいお菓子がたくさん売られているので、直接目で見て確かめに来てください。
日本では売られていない物ばかりですが、一部インターネットで、売られている様なので、そちらも確認してみてください。
カレフ商品が日本で買えるサイト北欧雑貨さんのHPはこちら
エストニアのKalevのHPはこちら