行事

エストニアに南半球の動物が?!一年に一度のオープンファームデイに行ってきました

Tere!アフヴェンです♪

今年も、オープンファームデイに、行ってきました!

昨年は、アルパカファームと、多様な種類の鳥を飼育している、農場へ行きました。

エストニアでアルパカが飼育できるの?と驚きましたが、今年も昨年の驚きを超える動物を見てきました!

最後までお付き合いお願いいたします。

オープンファームデイ=エストニア語ではAvatud Talude päev(アヴァトゥドゥ タルデパエヴ)と言います。
2022年のオープンファームデイの様子。アルパカファームにて。中央は子アルパカ。

エストニア全土で開催するオープンファームデイとは

このイベントは、毎年7月頃に、エストニア全土で開催されるイベントです。

今年で9回目となり、定番の恒例行事になっています。

各地のファームと交流する事で、たくさんの動物と触れ合い、農業の仕事を学んだり、ファームとの繋がりを持つことが、目的とされています。

普段は入れないファームに、気軽に行くことができるので、子供から大人まで楽しむことができます。

地域情勢と農業省のHPによると、2022年は26万人がファームに訪問し、今年は28万人と増加したとのこと!

中でも、タルトゥマーのアンドレファームが、人気だったようです。

Andre FarmのHPはコチラからどうぞ

エストニアの電車Elron(エルロン)で、行けるファームが、今年は50個ほどあり

来年も電車で参加できるように、エルロン社も力を入れるとのことです。

またイベントは、週末土日に開催されますが、日曜日しか訪問できないファームもある中、参加者が多かったのは”土曜日”と、大変興味深い結果になったようです。

もし7月に、エストニア旅行を、検討されている方がいたら、ぜひ参加してみて下さい!

こちらも夏の恒例イベントです↓

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2022年のイベントで売られていた地元のワイン。

訪れたファームを3件ご紹介!

私達は今年は近場に行こう!という事で

Jõgevamaa(ユゲヴァ県)と、お隣Järvamaa(イェルヴァ県)の、合計3つのファームに行ってきました。

去年は新鮮な卵をゲットし、また食べたいと思ったので、鶏がいるファームと

動物と触れ合えそうなファームを、事前にオープンファームデイのサイトから調べました。

オープンファームデイの公式HPはこちらからどうぞ

1件目 タディルットゥ ノキツェブ(Tädirutt Nokitseb)

自宅から車で、10分ほどの場所にある、養鶏農家。

着いた時は人が、ほとんどおらず、戸惑ってしまいました。

家の前のカウンターに卵が飾ってあり、横のショーケースには、美味しそうなスウィーツが並んでいました。

せっかく来たのに、まだお腹すいてないし…

で、すぐ見て終わりそうで、どうしたものかと、その場で立ち往生しました。

来場者も知人?と思われる人で、場違いな感じがしました。

でもせっかくなので、キレイにデコレーションされている庭を、拝見することにしました。

エストニア人は、庭を手入れすることが好きで、お宅に伺うと、自慢のお庭を見せてくれるほど!

ここのファームは、とても可愛らしい庭で、入ってすぐの所に、ネクタイを結んだ木がありました。

ご自由にどうぞと、来た人が結んだネクタイを機に結べるようになっていたので、私も結びました。

可愛らしいおもてなしですね!

更に進むと

農具が飾られていました。

これもよくある光景で、エストニア人は昔の道具を、アンティークとして飾る人が多いです。

道なりに行くと、鶏のマークの看板が見えてきました。

実は私はここで、「そういえば鶏の農場だったな」と思い出しました。なんだと思ってきたんだろう…

奥はまた広くて、鶏小屋と横に、ネットだけで仕切られた、鶏の敷地がありました。

しかし、1羽だけ「コッコッ」と、外を歩いている鶏が居ました。

「あら?」

と思ったものの、通り過ぎ、鶏小屋へ違づくと

ネット隙間から

どんどん鶏が出てくる!

鶏なんて、今まで、何とも思ったことなかったのですが

妙にフレンドリーで、小さくて丸くて

かわいい~!

と私の心をわしづかみにしました。鶏ですけどね。

鶏って水飲むんだな~と、当たり前のことを思ったり、私個人はとても楽しいファーム体験になりました。

新鮮な卵を大を、10個入り€2.50で購入し、このファームを後にしました。

円安なので、参考になるか分かりませんが、大体393円です。(2023年7月中旬現在)

放し飼い卵(フリーレンジと書いてあった)なので、日本円ならお手ごろ価格ですかね?

2件目 ウテマーUtemaa)

2件目は、子供を動物と触れ合わせたいと思い、馬や羊がいるファームを訪れました。

親の願いも虚しく、息子は熟睡…。

このファームにいる間は一度も起きることはありませんでした。

かわいいひつじのショーンの看板が、お出迎えしてくれましたが、リアル羊は遠くの方に居て、近寄ってはくれませんでした。

全体的に広いガーデンスペースで、まったりと過ごすことができ、テラスみたいな心地よさそうな、空間になっていました。

とってもキレイな馬に乗せたかったが、目論見が外れてがっかりな私。

その代わり、ラマに人参をあげられたので良しとします^^

今年はアルパカではなく、ラマに会えましたね!

その他に、農業で使うトラクターや、やっぱり昔の農具を飾っていました!

ここではトラクターで、ファームを周遊する、アクティビティもあり、息子が起きていたら…とほんのり思いました。

3件目 サッシ タル(Sassi talu)

最後は、ユゲヴァ(ヨゲヴァ)のお隣の県、イェルヴァマー(Järvamaa)にある、ダチョウファームへ行きました。

動物園以外でダチョウが見られるの?!

と驚きましたが、ここのファームはそれだけでなく、鳥や小動物など、たくさんの動物がいました。

オーストラリアに棲息するエミュー

特に私が驚いたのは、ダチョウよりも、ワラビーとエミューがいたことです!

オーストラリアの動物が北国のエストニアに⁈

意外と、寒いエストニアでも、飼育できるもんなんだな、と思いました。

誰かに「冬は室内に入るんだよね?」と聞かれましたが、その点は確認が、漏れてしまいました。

次回チャンスがあれば、聞いてみたいと思います。

エミューとダチョウは似ていて、エミューを指しながら「ダチョウだよ~」と、ここでは起きていた息子に、間違って教えていました。※即訂正済み

並べると全く違うんですけどね!

その他の動物は、ヤギ、子牛、ひよこ、うさぎ、にわとり等々、たくさんいました。

子牛に関しては、オークション形式で売られていました。

ここのファームは、ダチョウの油や卵からできた製品や、卵を買う事ができます。

私は試しに、ダチョウの油で作られたリップクリームを、購入しました!(€5 ※約780円

使ってみましたが、ベタつかないのに、しっかりと唇を保湿してくれそうで、大変気に入りました。

これはダチョウの卵の殻を、再利用したスタンドライト。いい感じですね。

もちろん、ダチョウの卵も買う事ができます!

1つ€25もする高級卵!

あっという間にファームを、一周してしまいましたが、せっかく来たのでと二周し、しっかりとダチョウファームを堪能してきました。

家に帰ったら、買ってきた新鮮な卵で、卵かけご飯を楽しんだことは、言うまでもありません。

日本以外だと、生の卵は、新鮮な物でないと危険なので、とっても貴重なのです。

ちなみに粒々は、日本から送ってもらった、乾燥納豆です。

エストニアに南半球の動物が?!一年に一度のオープンファームデイに行ってきました おわり

お留守番だったうちの猫

二年連続で参加した、オープンファームデイでした。

正直、どうせ去年と代り映えしないだろう…と、ひねくれた気持ちで挑みましたが

思った以上に、楽しんでしまいました。(笑)

またエストニアで、オーストラリアの動物を、見られたことが、一番新鮮でしたね!

全国で開催しているので、来年は少し遠くまで、足を延ばしてみたいな、と思いました。

ここまでご覧頂き、ありがとうございました!

それはこの辺で
Head aega(ヘアド アエガ)!