Tere!アフヴェンです♪
エストニアの夏至祭(ヤーニパエヴ)の連休が終わりました!
至るところでヤーニパエヴのイベントが行われていましたが、今年の私たち家族は、義実家で過ごすことにしました。
大抵のエストニア人家庭は、は田舎のサマーハウスで、過ごすことが多いと思いますが、うちは初の義実家滞在でした。
子供ができたことが大きいですね。
広い義実家で、子供を遊ばせたかったのと、義実家で行う焚火を、楽しみに行ってきました。
結論から言うと、今年の焚き火は空気が乾燥してるから、という理由で無しでした。
かなりガッカリ…
来年はちゃんと確認しよう…
というわけで、大した事は起こらなかった、まったりとした休日でしたが、いち一般家庭の過ごし方として、楽しんでいただけたら幸いです!
ヤーニパエヴの前日は戦勝記念日
義実家へ行ったのは、6月24日のヤーニパエヴの前日である、6月23日のエストニア戦勝記念日。
この戦勝記念日は、ざっくりいうとエストニアとラトビアが、ドイツ軍に勝利したことをお祝いする日です。
大統領府?に保管されている聖火が、ヤーニパエヴの焚火を燃やす火として、エストニア各地に配られます。
タリンでは戦勝記念日をお祝いして、大統領が演説をしていました。
私達はJõgeva(ユゲヴァ/ヨゲヴァ)の町で行われた、戦勝記念日のセレモニーに目もくれず、義実家へ向かったのでした。本当は見たかった
なぜ今回は珍しく一泊したかというと
以前に息子とお泊りして楽しかった(家事しなくていいから楽♪)のと、夫にゆっくりお酒を飲んでほしかったから。
いつもは日帰りなので、夫はお酒を飲めず、かわりに私が飲んだりしてたのですが、そんなに強くないし、せっかく父と息子の飲む機会なのに…
と諸事情が相まって、泊まりにしてみました!
料理が自動的に出てくるって最高!
義両親も孫との楽しい時間を過ごし、私も子守してもらえ、まさにWin-Win!!!
いい事づくしで本当に楽しかったです。
夕食に出てきたのは、義父特製の燻製魚
Ahvenという魚で、勘のいい方はお気づきと思いますが
私、アフヴェンの名前はここから来ています^^
Ahven←エストニア語の発音だと「アッフヴェンまたはアッフェン」みたいに聞こえます。
Hは空気を出すような音で、ハッキリと発音しません。
読みにくいので、私はアフヴェンとしています。(蛇足説明でした)
燻製された魚は、保存食が由来なので、普段は塩がすごくきいて、しょっぱいのですが
あまり時間がなかったようで、塩気はマイルドで食べやすかったです。
だけど、醤油と大根おろしが欲しくなるのは、日本人の性には抗えないもんだ…と自分のアイデンティティを再確認しました。
ちなみに夕飯はじゃがいもと野菜とひき肉を炒めたものでしたが、タイミングが微妙だったので、夕飯と思わずに息子の残したものしか食べませんでした。(ばかだなぁー)
この日は夕方近くに着いたので、ご飯を食べ家でまったりと過ごしていたら、いつの間にか義両親と息子が庭先で遊んでいたのですが
気がついたら、バケツの中に入ってる息子
水をかけてる義母が見えて
!!(服のまま?!((((;ꏿ_ꏿ;))))!!
と多少動揺しましたが、「ま、いっか」と思い、子守してもらいました笑
これ普通なら「お義母さん!やめてください!」とか、嫁側がモヤるんだろうか…
なんて考えましたが、うちはLet it be…(なすがまま…)で
よっぽどのことなら言うけど、これくらいなら遊んでもらってるしOK!OK!
いつもならお酒を飲む義父が、全然飲まないな~と思っていたら
8時くらいになって、ようやくお酒を取り出し「飲む?」と見せてくれたのはウィスキー
「(ウィスキーか~あんまり得意ではない)う~ん、うん」と返答し、ついで貰った。
飲んだ瞬間、のどが焼けるようにカッとする。
グラスを口に近づけただけで
目にしみて開かない!!!
度数を聞くと37% …これって得に、すっごく高いわけでもなく、エストニアでは割と普通なんですけど
こんなに目がしみたっけ?!と驚きました。
頑張って飲んだけど、義父のいない隙に夫のグラスに流し込みました。
無理!義父ごめん!
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自分で持参したビールもあったので、そちらを飲むことにしました。
最近インスタのストーリーズで、飲んだビールやアルコールをアップして
見た目や内容に、興味をひかれた物を選んでいるんだけど、今回は
インディア・ペール・エールをチョイス!
率直に言いますけど
苦くてダメだ!!!
インディア・ペール・エールって、苦みが特徴のホッピーみたいな飲み物と、その場で調べて知りましたが、私に合わなかった…_| ̄|○
苦いビールが好きな人にはお勧めです!^д^;
それを見ていた義父が、新たにビールを勧めてくれました。
ラトビアで買ったビールだそうで、なんだかビールにぴったりなグラスまでくれた。
これは軽くて飲みやすかった!
Lido(リド?)は、ラトビア語で”ヤーニパエヴ(夏至祭)”と似たような意味と、義父が教えてくれたが、
グーグル翻訳によると
Flying special beer(LIDO Speciālais ALUS)との事でした笑
義父は絵に騙されたのか?
ビールを販売しているHPをグーグル翻訳にかけると
~麦芽ホップの苦みが心地よい後味のビール~
とありましたが、全然苦くなかったです。
私は、もう二度とインディア・ペール・エールに手を出すまい、と心に誓ったのでありました!
それから私達は、お酒もちょうどいい感じに入り、盛り上がってワイワイと夜更けまで過ごしました。
普段21時には寝ている義両親も、23時過ぎまで起きてたので、楽しんでくれたんだろうと、一人で満足しました。
ヤーニパエヴの当日は親戚の集まりでまったり
ヤーニパエブの当日は、義実家の近くに住む、親戚が集まりランチをしました。
夫がじゃがいもとお肉を焼き(バーベキューグリルで)、義母がサラダを作り、昨日も食べた義父の燻製魚をまた食べました。
全く写真撮ってなくて、エストニアの暮らしを紹介するブログやってるのに、自覚あんのかー!と自分を問い詰めたい。
ケーキは親戚が持ち寄って、合計3つになってたけど、ランチだけでお腹いっぱいなので、ケーキを消化するのが大変でした…。そして写真無し(;_;)
普段アパートメントに住む息子は、水遊びが自由にできないので
せっかく広い庭のある、義両親の家に来たのだから、遊ばせてあげないと!
という事で、プールを広げ存分に、水遊びをさせてあげました。
この日は気温が少し低く、過ごしやすかった分、すぐに寒くなったようで、息子も水遊びを短めに切り上げていました。
その後はお昼寝し、自由に歩かせていましたが、大自然に囲まれた家なので、蚊とブヨがわんさかいる!
エストニアの蚊は痒みがしつこいし、ブヨは大きくて刺されたら、大惨事なのは目に見えてるので
息子は刺されてほしくないと、私は息子の周りで、ボディガードをしていました。
まるでヘリコプターママ⁈
エストニアの夏至祭(ヤーニパエヴ)の一般家庭の過ごし方 おわり
徐々にお客様も帰り、私達も夕方までゆっくりし、義実家を後にしました。
大人たちからたくさんおもちゃをもらった息子は満足、家事を一切せずにのんびりできた私も満足、孫とたくさん遊べた義母も満足と
みんな幸せな時間を過ごしたヤーニパエブでした。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
それはこの辺で
Head aega(ヘアド アエガ)!
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