エストニアでは、ランチ・ディナーにスープのみ、というのは珍しくありません。(もちろんライ麦パンは必須!)
今回ご紹介するのは
フリカデリスップ(Frikadellisupp)
たくさんあるスープ料理の中でも、エストニア人にとって、大好物の一つと言えるでしょう!
スープに必要な食材と、エストニアの古典的なレシピ、味の感想も、このブログでご紹介します。
フリカデリスップとは
フリカデリスップ(Frikadellisupp)は、直訳するとミートボール(Frikadell)のスープ(supp)です。
諸説では、ドイツやデンマークから伝えられた、ともいわれているフリカデリスップ。
旧ソビエトの時代から愛されてきました。
エストニアだけでなく、ミートボールの料理は、世界中で愛された料理、といっても過言ではありません。
フリカデリスップに使われる食材は、ミートボールさえあれば、家にある野菜をお好みで入れてもいいんです!
インスタントのミートボールを使って、手早く料理する方法もありますが、やはりミートボールは自分で作った方が、味が格段に違います!
スープは比較的、あっさりした味ですが、そこに手作りのミートボールが加わると、肉の旨味がスープを、よりおいしい物にします。
とっても簡単な料理なので、誰でも手軽に作ることができます。
フリカデリスップのレシピ(作り方)を紹介!
所要時間:約30分
用意するもの
・にんじん…1個
・ジャガイモ…2個
・玉ネギ…1個
・コンソメスープ…1リットル
・ディルまたはパセリ…適量
・ミートボール(Frikadell)
合挽肉…200g
玉ねぎ…1/2
パン粉…大さじ1
卵…1個
塩、コショウ…少々
作り方
- にんじん、玉ねぎをジャガイモを、小さいサイコロ状に切り、鍋で軽く炒めます。
- 炒めた野菜に、コンソメスープを入れ、鍋に蓋をし弱火で10分間煮込みます。
- 煮込んでいる間に、ミートボールを作ります。
- 玉ねぎをみじん切りにし、ラップにくるみ、電子レンジで2,3分熱します。
- 合挽肉に4の玉ねぎ、パン粉、卵を混ぜ、塩とコショウで味付けし、粘りがでるまでこねます。
- ひき肉を小さなボールに丸め、2で煮込んだ鍋に入れます。
(ミートボールが表面に浮かび上がればOK) - お皿に盛り付け、ディルまたはパセリをふって、完成。
ライ麦パンを添えれば、エストニアの食卓そのものに♪
こだわりたい人へ!
スープを透明にしたい場合は、ミートボールを別の鍋で茹でてから、野菜の入ったスープに入れることをお勧めします。
まとめ
フリカデリスップの魅力は、何といってもミートボール!
レシピはいかがでしたか?
食材も作り方も、簡単で、すぐにできそうですよね!
エストニアの人は、みんな独自のレシピを持っています。
その為、レシピにアレンジを加えて、オリジナルにするのもOKです。
例えば、ブロッコリーを入れてみる等、好きな物を入れて楽しんでください。
「エストニアでよく食べられているんだよー」と、一緒に食べる人に、教えてあげてください♪
今晩にでも、ぜひお試しあれ。できれば、ライ麦パンも一緒にどうぞ!