Tere!アフヴェンです♪
4月も間もなく終わろうとしています!
”エストニアは雪も溶け、鳥のさえずりが聞こえ、気温が多少低くても、春らしくなってきました。”
と上記をの文章を、3月中に書いたら、4月に雪が降ってしまいました!(実はこのブログ、3月に書いて投稿しようと思ってたのに間に合わなかったのです^^;)
北欧恐るべし!
今回のブログは、エストニアで暮らす日本人が、何を食べて、日本食はどうしてるか等、語ってみたいと思います。ネタ切れでした。ではない。
そういえば去年は、「お子さんが日本からエストニアに行きます!」という方から、食材はどこで手に入るかなど、何人かに聞かれたな~と思い出しました。
またエストニアに来る方の、お役に立てたらと思います☆
エストニアに住む一人の日本人の様子と思い、参考にしてみて下さい。
最後までよろしくお願いします!
我が家はこれ食べてる
私は専業主婦なので、毎日家でご飯を作っています。
外食したり、お惣菜を買ったり、デリバリーを頼んだり・・・は滅多にしません。
なぜなら安くないから!!!(ケチ)
ちなみに、住んでるユゲヴァ(ヨゲヴァ/Jõgeva=以下ユゲヴァで統一)では、外食できるお店はありますが、一般的なエストニアの家庭料理ばかりで、種類が少ないです。
お惣菜はスーパーで売られていますが、たくさん買えば高いので、買いません。でも、いつかは買いたいなと思ってます。
(と書いた後日、サラダを買ってみました!小さいコンテナに詰めてもらい、270gで約3.23ユーロ(約543円)でした。やっぱり割高^^;)
デリバリー・・・、日本ではウーバーイーツが主流ですが、エストニアではBolt(ボルト)やWolt(ウォルト)が主に人気です。他にもあるけど割愛。
しかし、ユゲヴァにはそれが来ません!(※現時点)
小さい町ですからね。
我が家ではたまに外で買って食べようか、という時は大抵ピザですが、これもデリバリーしてません。デリバリーの人員とコストがないのかな~?
とくに人員は最低限で、営業しているイメージです。
なので買う時はテイクアウトです。
主婦アフヴェンが作る夕飯の献立
夫がエストニア人なので、私達が何を食べているのか、気になる人も居ると思います。(いる体で)
献立はあくまで、私が食べたいものをメインに、夕飯を作っています。
幸い、夫は日本食が好きなので、週の半分は日本食だと思います。
その他は、日本でも食べられてる、洋食にするので、ほぼ日本食と言えるかもしれません。
エストニアの家庭料理もたまにつくります。実はとっても簡単な料理が多い。なので、時々エストニア料理にしています。
例えば、週のメニューはこんな・・・
- 月:生姜焼き、ご飯、味噌汁
- 火:ポークステーキ、フライドポテト、副菜
- 水:グリャッシュ(グヤーシュ)、ご飯(エストニア人はジャガイやマカロニにする)
- 木:麻婆豆腐、ご飯、中華スープ
- 金:グラタン、サラダ
- 土:ハックリハカステ(ひき肉のソース)、マカロニ
- 日:チキンの丸焼き(たまにね)
とこんな感じです。
ご覧の通り、私はおかずをたくさん作りません。
前におかずをたくさん用意したら、夫から「多すぎる・・・」と言われたことがありました。
料理があまり好きではない私は、ここぞとばかりに
\(^o^)/ラッキー!\(^o^)/
と思い、それからは最低限にしています。疲れるからね。
気が向いたら、いくつか作りますけどね。
日本の主婦(主夫)ってすごいですよね。自分で作り始めてから、親に感謝しかないです。
夫からたまにあるリクエストにも答える
献立に迷った時、夫に何がいいか聞くと、大抵スープをリクエストされます。
エストニアでは、スープをメインとした、家庭料理があります。
スープのリクエストが来た時は小躍りです♪
簡単だから^^
しかもスープはサラダも兼ねるので、サラダは不要だそうです。※夫談
またスープはヘルシーなんだとか。※義母談
私がよく作るエストニアのスープ料理は・・・
- ボルシュ(ボルシチ)
- フリカデリスップ(ミートボールスープ)
- ペルメニスップ(ウクライナ式ギョウザの様な物)
- カプサスップ(キャベツのスープ)
料理としては他にもありますが、私が作るのはこの辺だけです。
特定の野菜と肉を入れて煮込むだけなので、とっても簡単です!
上記のボルシュに使う、ビーツはすでに茹でられたものを使いますし、ミートボールやペルメニも冷凍の使ったりします。
気が向けば、ミートボールは自分で作ります。
日本食を作ったつもりがエストニア料理になった
私が夕飯に、日本でポピュラーな洋食を作ると、夫が決まって、エストニア名を言います。
夫「アヒュヴォルムだね」
私「・・・」
夫「おっ、コットゥレツ!」
私「・・・」
夫「あぁ、シュニッツェルね」
私「・・・」
こんな具合です。
作り手は私で、日本の料理作ってるんだから、呼び名は譲りませんけどね!どうでもいい。
ちなみに、エストニア人に日本食を!と意気込んで作っても、「それエストニアにもあるよ~」となりかねないなと思いました。
味は少し違ったとしても・・・。
アヒュヴォルムは、オーブン料理の事を指します。エストニア版グラタンのアヒュボルムは、卵が入ってます。
コットゥレツは、ひき肉を焼いたもので、全く同じですね。
シュニッツェルは、肉に衣をつけて、揚げたもの。私はチキンのシュニッツェルが好きです。
これはほぼとんかつなので、食べたい場合はお惣菜で買って、自分で卵とじにすれば、かつ丼とか簡単に作れると思います。
日本食の食材はここで買ってる
さて、日本とこんなに離れたエストニアで、どうやって日本食を作っているのか?
食材はどこで買ってるの?調味料は何がある?
これからエストニアで、暮らそうとする方も、気になる所だと思います。
まず日本食に欠かせないのが
1.お米
最初はアジアン食品店で、オーダーしていたのですが、今はRimiというスーパーのお米を買っています。
写真のお米のパッケージが衝撃的!(笑)こちらの人はお粥にして、フルーツをのせるんでしょうね~
全国にあるスーパーなので、私の居住地でも、手軽に買えるのが、ポイント高いです。
こだわりが無ければ、普通においしく食べられます。
そして、実はアジアン食品店より安い。
ちなみに炊飯器は、夫が日本で買ったものを持ち帰り、愛用しています。
買ったのはコレ↓
象印 海外向け IH炊飯器(1.8L)
2.醤油
日本食で欠かせない、調味料ですよね。
どこのスーパーでも買えますが、大抵日本人にとって見たことない、中国製の醤油がたくさん並んでいます。
中国製の醤油は、安価で確実に、手に入りやすいです。
こだわりが無ければ、これで問題ないと思います。
個人的には、中国製と日本製の醤油は、味が違うと感じたので、私は日本の醤油を使っています。中国製はライトな味。
キッコーマンの小さい醤油は、スーパーで買えますが、とても高いです。
なので、私は、アジア食品店で、ヤマサの醤油を買っています。(キッコーマンより安い)
塩・砂糖などは、普通に手に入るので、心配はいりません。
アジア食品が買えるお店
私が常備する、食品や調味料である、だしの素、味噌、ごま油、みりん等は、アジア食品店で買っています。
アジア商品を、扱っている、お店を紹介します。
Nori.ee(ノリ)
私個人が感じる、エストニアで一番安く、商品が買えるお店です。
私は商品の値段を、比較するのが好きなので、今の所こちらがナンバーワン!
実店舗は、タリンに1店舗のみですが、オンラインでも買う事ができます。
注文してから、商品が届くのがとても速く、重宝しています。
ホームページを、時々開くと、新商品のお菓子が、入荷していたりするので、見ているだけでも楽しいです。
私はタリンへよく行くので、直接お店に行った時には、面白そうなお菓子を買ったり、食品のストックを買いだめします。
食品以外にも、アジア雑貨(鍋とか箸やうちわ等)が、たくさんあるので、これも眺めているだけで楽しいです。
Nori.eeのホームページ
Umami(ウマミ)
こちらは大手チェーン店なので、タリンとタルトゥにお店があります。
もちろんオンラインでも購入可能!
アジア以外の国の商品も、幅広く扱っています。
先に紹介したお店に無い物が、売られていますが、全体的に少し割高なイメージがあります。
面白い物はありますが、品ぞろえは少ないかもしれません。
Umamiのホームページ
一部のスーパーマーケットでも買える
エストニアにある、主要なスーパーマーケットに、Selver(セルヴェル)、COOP(コープ)、Rimi(リミ)、Maxima(マキシマ)、Prisma(プリスマ)、grossi(グロッシ)等があります。
規模の大きいお店※なら、広いアジア食品のコーナーがあり、うどんやそば(乾麺)、味噌、コチュジャン、みりん等を、買う事ができます。
乾燥シイタケも買えますよ。
※エストニアにあるスーパーは、お店の名前で、規模が分かることがあります。詳細は割愛します。
エストニアは店舗よりも、オンラインの方が商品が充実しています。確実に欲しい物は、オンラインショップで、買った方がいいでしょう。スーパーでは気軽に買えないのか?というと・・・上記で説明したように、お店と規模によります。醤油、海苔・わさびは、確実にどこでも買えます。それ以外の、日常的な物は、私の居住地では、気軽に買えません。(タリンなら買える)不便かと言えば、ネットで注文するのでそうでもないですけど。意外にも、豆腐はなぜか、私の居住地でも簡単に買え、2店舗で取り扱っているので、麻婆豆腐を作るのには困らない!高いけど・・・。白滝も買えたけど、安くないから買わなかった。ちなみに韓国製のみりんは、スーパーで売られているのをたまにみます。日本製よりもお求めやすいが、味が甘めなので、こだわりが無ければ、日本製をお勧めします。高いけど・・・。ごま油もスーパーにもあるけど、試したことありません。
日本から持ってきてよかったな
エストニアで手に入らない物は、やっぱりあります。
というか、エストニアの規模は小さいので、他の経済大国に比べて、手に入るものが少ないです。
お隣フィンランド、フランス、ドイツとかのサイト見てると、品ぞろえが全然違う!納豆エストニアで買いたい!
アメリカにおいては、ほぼ日本並みの品揃え!オーストラリアも!
というぼやきは置いといて・・・
こちらにないので、私が持ってきてよかったな~と思ったものは…
- 鶏がらスープ ←これ以外と売られてない!
- 塩昆布 ←必須じゃないけど、あるとおいしい。
- お茶漬けの元 ←簡単に済ませたい時ありがたい。
- 焼きそばの粉末ソース ←地味に重宝。夫も大好き。
- 乾燥アオサ ←味噌汁のバリエーション増えて嬉しい。
- ウェイパー ←必須じゃないけど、あると重宝。
と言ったところでしょうか・・・。
上記で挙げた物を見てると、やはり私は日本人だなと、改めて思います。
おわり
我が家の個人的な、ご飯事情を書いてみました。
家庭によって、購入先、ご飯のメニュー、こだわりなど、様々だと思います。
海外に住む方の、SNSの投稿を見ていると、自分で作ることに挑戦している方が、たくさんいます。
なので、エストニアで楽に手に入らない物は、作る!というのも一つの手だと思います。
キムチ、納豆、梅干し等々。
私は今年に入って、ギョウザの皮を作りました。
やってみると意外と簡単で、次からは買わずに手作りしたいと思います。
え?お金があって、簡単に買えるならどうするかって?そりゃ買う一択ですよ!めんどくさいですからね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
それはこの辺で
Head aega(ヘアド アエガ)!